コロナ・ダイアログ

コロナとどう付き合うか、コロナとどう向き合うか、コロナとの共存、
んーんっ、いずれもしっくりこない表現である。
まあ、心の持ち方としては、「知らんぷり」が、しっくりくるかな。


とは言え、今後の事での対話を少し


(会社経営)
・会社規模にかかわらず、今一度、キャッシュフロー・チェック
パラダイムは未だ、限界費用ゼロ・ビジネス。自動車、ビルなどに代表される、シェアリング、リカーリング型サービスビジネスの創造
・欧州などにおける観光産業は、歴史、文化の切り売り産業。日本では、これから大いに有り。
・これまで政府が大規模投資をしてきたもの、例えば、マイナンバーカードや翻訳ソフトなどは、いよいよ民間ビジネスで適用すべき


・逆に、新規産業へのチャレンジで、日本の会社ならば、ロボット、医療、宇宙開発、アニメなどが有力
・いずれにせよ、今一度、会社の事業ポートフォリオをチェック


(健康)
・コロナ以前に、先ずは、健康維持
・フィジカル面で、生活習慣病(糖尿病、がん)防止、これは先ず自助で。
・メンタル面では、コミュニティへの積極参加。これには、今後、共助、公序の支援が極めて重要
・健康の維持により、大いに「移動して、群れる」、それは人間の生き方そのものである。


(自然との共存)
・一旦、人と人の密を回避したが、コロナの解決策は、人と動物との密を避けること、南半球の森林伐採を止める、地球温暖化対策など
SDGsは欧州が中心となり取りまとめているが、思想的には、人間中心主義であり、日本人には違和感あり。
・日本人流には、歴史的に、自然との共存である。


(飲食業、エンタメ)
・パブリックスペースを活用する工夫。レストラン、バーなどに対して、パブリックスペースでの営業を許可
・大気汚染対策もあり、歩行者専用、自転車専用道路の拡充
・約100年ほど前、日本の「公園の父」と言われた、本多静六日比谷公園、北海道の大沼公園福島県鶴ヶ城公園明治神宮など全国の多くの公園を手掛けた造園家。日比谷公園の建設において、彼の一番の功績は、政府の反対を押し切って、その公園で官民が商売を行うことを可能にした事らしい。なるほど、日比谷公園は確かに未だ、その気配あり


(観光)
・欧州などにおける観光産業は、歴史、文化の切り売り産業。日本では、これから大いに有り
・密対策は、エリア、時間、休暇の分散でなんとでもなる。
・インバウンドに寄り過ぎないなどの事業ポートフォリオをよく検討


(オンライン、リモート)
・zoomが、時のツールとなった。その特徴は、簡易な使いやすさ、及び音声品質への徹底したこだわり。グローバル・インターネット上では確かに使用可能な帯域が刻一刻と変化するため、音声の途切れなどが頻発していた。zoomは多くの実績データを分析して、予測アルゴリズムを開発し、これに対処した。これは素晴らしい。
・しかし、オンラインやリモートはまだまだ、これからである。資料を見て、良いとか悪いとかの会議だったら、これまでのもので事足りているが、いざ、創発会議となると、スライド資料、ホワイトボード、リアルタイム議事録は最低限必要
・さらに、チャット機能に加え、スライド資料では、映像、VR/AR機能、議事録では、音声認識、翻訳、簡易通訳機能などなど
・上記はオンライン授業でも必要な機能であるし、さらには医療、現場作業管理などでは、途切れない高精細映像なども必要になる。
・5G時代のIoT、クラウド、AI、ブロックチェーンなどもこのような視点から考えないといけないかも知れない。
・オンラインなるものは、距離の概念を無くすものである。
ならば、会社での営業もリアルからオンラインに切り替え、先ずは、映像での提案、説明、Q&Aをベースに、さらには、オンラインでのセミナー、座談会など。その後は、インバウンド、アウトバウンドでの個別対応となるのが良い。

・ビジネスをバーチャルに、そして居場所を都心から離れ、リアルな自然環境を五感を含めた身体性での体感


以上、取り止めもなく書いてきたが、コロナを「知らんぷり」し、その上でやるべきことは色々ありそうである。


話は変わるが、ビル・ゲイツ、オラクルのラリー・エルソンは医療、テスラのイーロン・マスクは宇宙開発に焦点。
世界の金持ち達の動向は時々、注視しないとです。