国鉄

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国鉄で車両の近代化を進め、JR九州初代社長を務めた著者が、鉄道の未来、国の未来を考える。
今年90歳での出版、380ページの大作です!


・現在の経済活動はICT化の進展で、ヒトの移動ニーズは減っても、モノの移動ニーズは高まるばかり。人口減少・高齢化、さらにはコロナにより、それはさらに加速した。
・現在の日本の食料自給率は37%(2018年)という危険な数値。食料生産地での増産と消費地へのサプライチェーンの強化が最重要課題
・そのために、新幹線物流を日本列島の大動脈にすべく、現在のJR各社を「JR新幹線会社」として再構築し、国家の強固なサプライチェーンを整備すべき
・新幹線物流ではエネルギー消費が1/10(対トラック)、かつ速度は3倍(対在来線、対道路)

等々


国家インフラとして、多様性かつ強固な物流網及び光ファイバー網の整備は必須である。