2020-01-01から1年間の記事一覧

日本におけるデジタル化社会

こういうことをもっともっと議論していくべきです。 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77837?page=1&imp=0

国土学

「この国のかたち」を纏め上げるには、まだまだ勉強が必要であることを再認識した。ただ単に、これからの我が国の産業は、先ずは海洋開発ではないか、EEZをどう維持していくか、等々と言ったところで、核心には到底、到達出来ない。もう一度、深呼吸して、「…

「デジタル」とは (日本語定義)

先週のWeekly OCHIAIでの議論 「デジタル」を日本語で定義したい。 ・情報(ソフトウェア) ・持続可能性(環境)・多様性(人類) ・計算機(ハードウェア)この4つを加味して、日本語で定義したものが、「デジタル」のような気がする。 (落合陽一 曰く) ------ 一…

「相関関係」vs「因果関係」問答

前回のブログは、「虫とゴリラ」(毎日新聞出版社)を読み、その中で、個人的なメモ帳として書かせてもらった。その著者である、京都大学総長の山極寿一さんは、ある番組でこんな事を言っていた。「今のデジタル化社会で起こっていることはほぼほぼ、相関関係…

「虫とゴリラ」個人メモ帳

自然との会話言葉を使わない生き物との会話と、言葉を使った人間の会話で、何か違うかというと、言葉を使うのは「分類する」ことである。実はこれ自然界では起こり得ないこと。そもそも全部が違うのものだから、お互いが違うものとしてコミュニケーションし…

「この国のかたち」物語の想像

「この国のかたち」という問を立て、物語を想像することにした。 この2ヶ月間、多くの著名人の方々の言葉を受け、歴史観、世界観を次の3つにまとめたので、紹介します。 物語の想像が終わりましたら、また紹介します。 「精神」 司馬遼太郎は、晩年、「この…

コロナ・ダイアログ (プライベート)

前回述べたとおりであるが、大事なことは、とにかく健康体を作っていく、バランスの良い食事、十分な良質の睡眠、ストレスを溜め込まない生活を、先ずは心がけることであろう。 「日本では既に集団免疫が達成されている」松田政策研究所チャンネル 京都大学 …

ナウシカ論

細谷雄一先生の記事です。大変参考になりました。 新型コロナウイルス、ナウシカ論を、今朝の読売新聞のコラム「地球を読む」で書きました!少し前の、NewsPicksのWeekly Ochiaiで言及して、比較的好意的なコメントを多くいただいて、気分をよくして描いたも…

コロナ・ダイアログ2

コロナとどう付き合うか、コロナとどう向き合うか、コロナとの共存、んーんっ、いずれもしっくりこない表現である。まあ、心の持ち方としては、「知らんぷり」がしっくりくるかな。 とは言え、独り言をまたまた少し。パート2です。 コロナはいつ収束するのか…

問を立てる

歴史をしっかり把握し、理解し、その上で、問を立てる。そしてその問いに対する解を考える。 これらを客観的に考え、見透せるようになるのが、現役引退なのかも知れない。 エンジニアであるが、歴史、哲学、数学もまた、行き来してみようと思う。

コロナ・ダイアログ

コロナとどう付き合うか、コロナとどう向き合うか、コロナとの共存、んーんっ、いずれもしっくりこない表現である。まあ、心の持ち方としては、「知らんぷり」が、しっくりくるかな。 とは言え、今後の事での対話を少し (会社経営)・会社規模にかかわらず、…

伝承 -日本の城-

戦国時代から江戸時代の初めにかけて日本全国には相当数の城があったが、江戸幕府による一国一城令による廃城、江戸城や大阪城のような焼失後再建されない天守もあり、また、明治時代の廃城令により城郭の数は減少し、1940年代までに残る20城の天守が国宝な…

ミニプレート理論

JESEA(地震科学探査機構)の村井俊治会長 東大名誉教授による講演動画です。 日本列島を構成するプレートを8つに分類した「ミニプレート理論」について解説している。 2016年に発生した熊本地震を解析する中で、日本列島の地下には同一方向に動くいくつかの塊…

伝承 紬

昨年、突然立ち寄った着物のお店で、白大島紬を見せて頂いた。到底買える値段ではなかったが、偉そうに触らせても貰った。 あの手触りは今でも脳裏に焼き付いている。今日は、全くど素人ではあるが、紬のお話 日本の衣服の材料には、主に「麻」、「絹」、「…

究極の鮨〜職人 藤本繁蔵の世界

先日、NHKBSにて、この番組が放映されていた、2018年の番組の再放送である。自宅生活が長期化する中で、そうだ、鮨食いたい!、と番組をじーっと観た。この方、今は高級鮨店では当たり前になった、「おまかせ にぎり」の元祖らしいです。 藤本繁蔵さんは、東…

里山資本主義

「進化する里山資本主義」藻谷浩介著という本を眺めてみた。メモをとったので皆さんとも共有しようと思う。 「里山」とは、農山漁村集落の周辺にあって、人が例えば薪や山菜を採りに、日常的に立ち入ってきた樹林帯のこと。反対語は人の立ち入らない「奥山」…

コロナ禍での「瞑想」をアップデート

今日は5月26日、新型コロナウィルスに関する緊急事態宣言が全面的に解除された。この約2カ月間はほぼほぼ在宅生活となったが、その一方で、普段はあまり考えることもなかった事をよくよく瞑想もした。そこで、メモを切り取って貼る事とした。 「健康維持」新…

「美意識」

柿右衛門 十七世紀より現代に受け継がれる日本の美意識 1640年代に初代柿右衛門が赤絵を創始し、白磁の美しさとの調和性を究極まで高め、柿右衛門様式として1670年代に確立しました。その美意識は以降15代に渡り現代まで途絶えることなく脈々と受け継がれて…

伝承 100年単位での継続性

足元湧出温泉 火山国でもある日本には、環境省によると、2019年3月時点で、全国には、2,986カ所の温泉地と、27,261の源泉があるそうです。その中で、「足元湧出温泉」は全国に20〜30カ所しか存在していない。一度も空気に触れることなく、生まれたばかり源泉…

次の100年の街づくりを瞑想

東京に住んでいる方であれば誰もが憧れる街、田園調布 田園都市株式会社の創業者である渋沢栄一氏とその子息である秀雄氏が、洗足、大岡山、田園調布に街を作り100年以上経過した。この地の開発の歴史的背景には、江戸時代以来の東京の中心地が、火事や災害…

界隈にて

戦前から現存する家々 これからも末永く保存して欲しい

デジタル化社会

今年に入り考え、2月上旬に纏めたアクションネタ。10年先を見据え、今何をやるべきか、20年先を見通し、今から何を準備すべきか。 残念ながら、現在のコロナ禍を想定できるすべもなく、纏めたものではあるが、4月に投稿した「原点回帰と日本ルネッサンスの処…

自己を、よりどころに

日本は古くは飛鳥時代に、神道に加え、あらたに仏教を受けて入れた。自分は宗教を信仰する者ではないが、とは言え、宗教の意味するところの解釈は、人それぞれであっても何も問題ないと思う。僭越ながら、、 神道は神のもと、自然との共存の中で、人々が協調…

先日、NHK BSで、「最後の⚪︎⚪︎ -日本のレッドデータ-」という番組が放映されていた。番組で取り上げたのは、次の5つだった。・大阪 堺市の最後の木桶職人、・最後の赤チンメーカー(マーキュロクロム液)、・高知県土佐市の最後の木毛工場、これは5人の小さな…

デジタル戦略アドバイザー

日本型デジタル化社会を築き上げていく。デジタル化社会におけるデジタルは先ず何に適用すべきか? それは、・教育・健康、ヘルスケア、医療・モビリティ(ヒト、モノ両面)・行政それと、政治の監視 そして、今後の日本型社会では、自然との折り合い、コミュ…

AIの対極に位置するもの

人間には3つの脳が存在すると言われている、ホンマかいな、。 いわゆる頭の脳はさておき、第2の脳は、腸とのこと。確かに、イソギンチャク、なまこ、ミミズなど腸管生物は現存しており、遠くは生物の起源とされている。腸管生物には脳がないわけで、腸で考え…

2030年の世界地図帳 落合陽一

今日もまた長〜い書き込みですみません。。この本、p304-313しか読んでいないが、この若造、大したもんです。感動しました! 「4つのデジタル・イデオロギー」・アメリカン・デジタル → GAFAM・イノベーション・チャイニーズ・デジタル → 国家・労働力・市場…

デジタル社会とその先の日本

唐鳳

唐鳳(タン・フォン、オードリー・タン) 1981年生 38歳、台湾の政治家、プログラマー彼は台湾のコンピューター界における偉人。世界の頭脳百人にも選ばれた。2016年より35歳の若さで、台湾の蔡英文政権のデジタル担当大臣。唐鳳曰く、「中国と台湾は地理的に…

原点回帰と日本ルネッサンスの処方箋

更新しました。4/22 はじめに 「名こそ惜しけれ」の精神 -日本人とは何か- 今の日本が直面する課題 「少子・高齢化」への対応 司馬遼太郎は、晩年、「この国のかたち」連載の中で、「名こそ惜しけれ」という考え方が日本人の倫理観の元になっていると述べて…