我が国が目指すべき、リードすべき社会変容

(歴史観・国家観)

・衣(着物)、食(日本食)、住(木造、畳(家には土足では入れない))、婚姻制度(夫婦同性)、宗教(多神教)、道具が優れている、器用である、などは日本独自の文化である。そして、全てのものに神が宿る、それがゆえに、自然との共生、そして祀る。崇める。
自然と馴染む、自然に溶け込む、故に、目立たない、色彩も控えめになる、そしてそれが美意識に現れる。
・国家権力とは、お金、情報、武力。これらはいずれも暴力。我が国においては、これら権力の支配階級も、奴隷制度も無い。


(我が国が目指すべき、リードすべき社会変容)
人新世下での人間中心主義から自然共生社会へ
生物多様性保全
化石燃料、化学製品の使用・利用減少
ローカリゼーション地産地消

地域分散型自立国家
→ 社会的価値と経済的価値の両立
→ ワークライフ・マネジメント

 

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(分からない、解らないならば、原点回帰)

・日本の食 (昔の食生活で健康になれる)
疫病は、上下水道がない、奴隷制度がある、という環境下で発生していた。つまり公衆衛生に依存。
健康は、自然に帰ることから。
日本の地で30万年生き続けた人間、その食は何か?
日本人の食は、縄文時代の食生活へ向かうべき。
貝、海藻、季節の果物、木の実、それに雑穀
たまに魚。魚は鰯などの小魚、理由は小魚のエサは植物プランクトンのみだから。DHAEPAなどの良い油は小魚の頭の部分に多く含まれる、なので、内臓も含め丸ごと食べられる小魚が良い。植物プランクトンを主食にしているから、小魚を食べることにより、ビタミン、ミネラルを同時に摂っていることになる。大きい魚はいろんな物を食べるから、どうしても銅、水銀などが溜まりやすい。
日本は拾った物を食べてきた。食料に困ったことがない。だから奴隷がない、そして自然を大事にする。
一方、ヨーロッパを含めた騎馬民族は乾燥地の中で、馬乳酒かチーズ、山羊のチーズ、肉と限られ、食料が貧しいから隣の村を襲い、食糧を奪う。
欧米人は魚を食べすぎると腹を壊す、何故なら金属に弱い。日本人は金属に強いから、魚介類を多く食べられる。

 

東洋医学プラス西洋医学
漢方は日本古来の医療法である。
日本の医療は縄文時代より脈々と続くもので、時代とともに世界の良いものもどんどん取り入れて発達してきた。そこに江戸中期において蘭方医が入ってきて発達したため、日本古来の医療を区別する意味で、漢方医と言ったのが、漢方の名のはじまり。
漢方は内科、蘭方は外科という括りであった。
江戸後期に、蘭方医養成のための学校ができた。それが東大医学部の前身。生徒が全国に散らばり西洋医学が発達していく。一方の漢方医は徒弟制度でなかなか発達しなかった。
歴史的な見方をするならば、養生、未病対応を取り入れた東洋医学プラス西洋医学がよいのでは、。

 

・会社、企業
日本と欧米では会社の成り立ちに違いがある。
欧米は資本家、投資家中心であり、日本は家族のように経営するものが主であった。
 国内企業の平均寿命は約30年というデータがある。一方で世界の創業200年以上の企業約5600社のうち半数以上の約3100社が日本に集中する。加えて、世界に12社しか存在しない創業1000年超え企業のうち、9社が日本国内にある。これらはいずれも地域に根差した事業を展開する会社である。とても誇らしい事である。